初心者でも理解できる シンプルかつ最強理論 『ダウ理論』

トレードを始める前に、、、

みなさん、こんにちわ。トーラボです。今回からは具体的に手法や理論を用いたブログを書いて行きたいと思います。

早速本題に入ります。私はトレードには最低限、自分の中でトレードの核となるものを身につける必要があると考えています。

その理由としては単純に自分のトレードで安定的なパフォーマンスが生み出せないからです。

その中でプロのトレーダーは自分のオリジナルの手法を編み出したり、自分にとって納得できる理論をもとに予測したりします。

その中でおそらく一番有名でかつシンプル、そして利益を生み出しやすいと私自身が考えている理論は『ダウ理論』です。

おそらくみなさんもこの名前だけでも聞いたことある人は多いのではないでしょうか。

このダウ理論は多くのトレーダーの真髄となっている理論の一つなのでぜひ一緒に学びましょう。この理論はそこまで難しくないので初心者の方でも大丈夫です!

『ダウ理論とは』

ダウ理論とは、NYダウ平均株価の考案者であるチャールズ・ダウが提唱した、市場の値動きを分析するテクニカル分析の原点となる理論です。※テクニカル分析とは簡単にゆうとチャートの分析になります。

ダウ理論は基本的にほとんど全てのテクニカル分析のベースに発展している。また「6つの基本原則」から構成されています。

「6つの基本原則」を話す前にダウ理論におけるトレンドの定義を理解しましょう。

少し急ぎで作ってしまったので雑な図になってしまったのですが、ご了承ください🙏

あまり難しく考えずに凹凸が切り上がってたら上昇トレンド、切り下がってたら下降トレンドということだけ覚えて欲しいです。

『ダウ理論』を形成する6つの理論

では早速6つの理論の構成を説明して行きます。

1 価格は全ての事象を織り込む

1つ目の基本原則は、「価格は全ての事象を織り込む」です。つまり、すでに発表されているような経済指標や政治的イベントは全て市場価格に織り込まれているという考え方です。                 

この理論でゆうと、ファンダメンタルズ分析は意味がないということになります。チャートに全てが 反映されているとする理論です。チャート分析をすれば将来の株価を予測できるといった内容になりますね。

2 トレンドは3つに分類される

2つ目の基本原則は「トレンドは3つに分類される」です。

主要・二次・小トレンドこの3つに分けられます。個人的にはそこまで意識しなくてもいいのかなと思います。なんとなくトレンドは細分化できるのだなといった認識で大丈夫です。この分野はまた違う時に詳しくお話しします。

3 主要なトレンドは3つの段階から形成される

3つ目の基本原則は「主要なトレンドは3つの段階から形成される」です。

先行期・追随期・利食い期の3段階に分かれています。

簡単にゆうと                                               ゆっくり上昇→急激に上昇→最終段階で価格は上昇するが利益確定したい人が売却するのでトレンド転換する可能性あり。

このような流れで形成されるのだなといった認識で今は大丈夫です。

4 価格は相互に確認される必要がある

4つ目の基本原則は「価格は相互に確認される必要がある」です。

難しく聞こえるかもしれないですが例えば三菱商事の株が上がるなら他の商社株もマイナス材料が出てない限りは上昇するといった感じです。他の要素も複雑に絡みますが他の指標と相関関係が見えるといったのがこの基本原則となります。

5 トレンドは出来高でも確認されなければいけない

5つ目の基本原則は「トレンドは出来高でも確認されなければいけない」です。

出来高とは一定期間内に成立した株式の数量のことです。しかし、わかりづらいと思うので簡単にゆうと出来高の多い銘柄やタイミングは人気があるといった意味合いで捉えてもらってもいいと思います。

この下にあるヒストグラムが出来高になります。これはちなみに三菱商事の価格推移です。トレンドが発生するような時は出来高が大きくなっています。

6 トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

6つ目の基本原則は「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」です。

その明確なシグナルは                                            

  • 上昇トレンドにおいて安値が切り下がる
  • 下降トレンドにおいて高値が切り上がる

この二つが明確な転換シグナルとなります。

まとめ

ダウ理論はテクニカル分析をするにあたって基礎となる部分です。基礎原則に関しては納得できない部分やこれは違うといった意見もあると思います。

しかし、大事なのは一個の理論や手法だけを鵜呑みにするのではなくて今後紹介する理論や手法を自分なりにカスタマイズして利用するのが目的です。

最後に今回はかなり簡単にダウ理論を噛み砕いて説明しましたので以下に紹介する書籍を読んでさらに基礎を深めることを強くお勧めします。

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マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]

今回はこの二つを紹介します。ダウ理論は本当に大事な理論なのでぜひ理解を深めましょう!

ではまた会いましょうー

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