トレンドとダウ理論
こんにちは、トーラボです。今回はほとんどの投資家が使っている手法の一つである移動平均線(MA)について解説していこうと思います。
前回の株のカテゴリー投稿で説明した『ダウ理論』とも相性がいいのでぜひこの記事を読む前にそちらの記事を読むことを強く推奨します。リンクは下に貼っておきます!
ダウ理論のおさらいは前回の記事でしてもらい、こちらではトレンドの種類について述べて行きます。
トレンドとはつまり大まかな市場の流れだと捉えるくらいで大丈夫です。
そのトレンドは主に3つあります。
1 上昇トレンド
2 レンジ相場(横ばいトレンド)
3 下降トレンド
この3種類で形成されています。
これに関しては図を見た方が早いので、ご覧ください。難しく捉えなくていいので大雑把につかんでくれたら大丈夫です。
今回は各項目でおすすめの書籍を紹介したいと思います。
この書籍はFXの本になるのですが株式にも応用可能だと思いますのでぜひ『ダウ理論』を理解してみてください。
移動平均線とは(MA)
移動平均線とは、一定期間の終値の平均値を線で結んだもので、相場のトレンドや売買のタイミングを判断するのに使われるテクニカル指標です。
一定期間の株価の平均を計算し、それをグラフで表したものです。
例えば、5日移動平均線であれば、過去5日間の終値の平均値を毎日計算し、その値を線で結んだものです。
単純移動平均線(MA)と指数移動平均線(EMA)といった種類の違いもあります。
単純移動平均線(MA)は終値を均等に平均で割った移動平均線です。そのためトレンドの判断や方向の見極めに向いています。
指数移動平均線(EMA)は直近の価格にウェートをつけます。単純移動平均線、加重移動平均線より、市場の変化をより早く表すチャートといわれます。
ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)
移動平均線を利用した買いサインと売りサインの判別のやり方について解説します。
一番有名なのはゴールデンクロスとデッドクロスでしょう。
ゴールデンクロス
→短期線が長期線を下から上に突き抜けている。このクロスを確認できたら買いサイン
デッドクロス
→短期線が長期線を上から下に突き抜けている。このクロスを確認できたら売りサイン
ただし、『ダマシ』が発生しやすいのが欠点である。
そのための解決策は主に2つ私の中であります。
1 期間を長めにする。普段は5日平均線と25日平均線のセットを利用するが、それを75日線と200日線のペアに変更する。これを期間を長めにすることで『ダマシ』の回数が減ります。
2 移動平均線がGCとDCした後にどのような動きをするかを確認してからエントリーする。
この書籍は移動平均線に着目していて深く、そしてあまり難しい表現もしていないので初心者の方でもおすすめです。
応用編:グランビルの法則
今回の応用編では『グランビルの法則』といった内容を紹介します。
私個人としては難易度が高いがエントリーの根拠の一つとして考えるととても強いシグナルだと考えます。
200日移動平均線を基準とするのが、一番良いとされています。
その理由としてたくさんの投資家が意識している移動平均線の期間であるからです。また、発案者であるグランビルは移動平均線に収束するとした理論のもと作られた手法です。
エントリータイミングは赤2と青4以外は反発を確認してからエントリーするのが無難でしょう。
さらに高いレベルを目指したい方は赤2と青4は逆張りになるので難易度は高いですが成功すると大きな利幅を取れるので大きなリターンにつながります。
まとめ
・移動平均線はシンプルかつトレンドの方向性が判別しやすい
・移動平均線を利用した買いサインと売りサイン(GCとDC)
・移動平均線を利用したグランビルの法則を使ったエントリーポイント
これらをしっかりと理解することで自分の手法に取り入れられると更に勝率や収益に繋げられます。
シンプルな手法なのでぜひみなさんも使ってみてください!
最後にまだ口座を持っていない方はぜひ下のリンクから口座登録してみてください。

こちらは松井証券のリンクでツールも使いやすいのでとてもおすすめです!
ではまた会いましょう〜
コメント